どういった経緯でそんな話に
なったのかは覚えていませんが、
先日、ギリアムのドンキホーテは
まだ当分は見れないだろうなんて
話していたら、その翌日友人からメールが
送られてきました。
来年2020年日本公開だそうです。
20年待ちました。
20年前だとちょうどKYAの録音中くらいかな。私は３０を少し過ぎていました。
構想開始は89年だということなので、
さらに遡ると、
ボチボチ演奏の仕事を始めて
神戸に通いだした時分だったとおもいます。
ということは、
私の本格的な演奏歴とほぼ同期間を費やして
作られたものなのですね、これって。
いやはや、実に30年。
壮大なプロジェクトがついに完成
ということです。
すごいことですよ。
久しぶりに映画館に行きます絶対に。
実際のところ、
もう映画の内容がどんな仕上がりに
なっていても全然構いません。
人が、何度も頓挫しながら30年もかけて
作り上げたものにただ触れてみたい、
というのが今の心境なのです。
不思議なのは、
ラマンチャ公開を機に
制作を断念してしまってもよかったような
気がするのに、何故ここまで完成に
ジョンハートは癌と診断され、
ジョニーデップは降板してもなお作り続けた
のは何故なのでしょう。
興味が尽きません。
